2009年04月30日

三波簡易郵便局

前略
奥能登行幸の折、以前から行ってみたかった簡易局に漸く行くことが出来た。
北海道・利別郵便局、沖縄・竹富郵便局に続く、2007年10月の民営化周知ポスターに起用された全国5郵便局のうちのひとつ、石川県・三波(さんなみ)簡易郵便局である。
民営化冊子.jpg
▲社員なら昨年配布されたこの冊子を捨てずに持っておられるであろう。表紙をめくり、いきなり登場するのが今回の三波簡易局である!

三波簡易郵便局.jpg
▲どうじゃ、このシブい外観!!眼前の富山湾からの潮風を長年受け、木が青白く変色している。シンメトリーの造りで、郵便ポストの赤が一際映える。

三波バイク.jpg
▲菜の花を入れてアングルを探していたら、ブ〜ンっと郵便バイクが走り抜けていった。

福の神.jpg
▲入り口の屋根上を良く見ると、福の神が鎮座していた。これはおめでたい。

ふるさと切手.jpg
▲ただ外観の写真だけ撮って、ハイさよならなどというケチな事はしない。しっかりと売り上げに貢献させていただいた。
購入したのは、先般発売された記念切手「ふるさと 心の風景第4集《春の風景》」。ここに、三波簡易局がしっかりと登場しているのである。年配の方が経営されているのかと思いきや、お若いお姉さんが二人で営んでいたのには少々驚いた。
恐縮しながらも、重要なミッションを忘れることは無かった。「あの〜、民営化ポスターに起用されたときに本社だか支社の広報から、この局舎をモデルにした絵はがきが送られてきていると思うのですが…」と尋ねると、まだ残っているとの事。沖縄では既に品切れであったが、ここにはまだ残っていた!丁重に礼を述べて、ほくほく顔で郵便局を後にしたのである。

草々

※絵はがきは非売品です。もう無いかも知れません。
欲しい方は何か購入された上で、絵はがきの件を尋ねてみて下さいね♪



posted by 伝之助(元ラブログ内郵便局長) at 19:35| Comment(0) | 旅日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月27日

〒929オユ10潜入作戦【其ノ弐】

前略
まず、タイトルを見て「なんだ?文字化けしているぞ」と思われた方は安心されたし。決して文字化けなどではなく、歴とした今回の作戦名である。

その作戦とは、北陸地方の某所に、有志の手で保存されている嘗(かつ)ての鉄道郵便輸送を担った貴重な車両がGW前の4月25・26日に公開されるとの報告を受け、滅多に見られない車両内部を調査せよ…という指令を受けての潜入レポである。

本記事タイトルの〒929は石川県を示し、オユ10とは、保存されている郵便車の形式名を表している。

関東圏内に勤務する郵政社員ならば「オユ10」を知らない者は皆無であろう。「鉄道マニアじゃ無いのでそんなの知らん!」などという輩が居たら、今すぐ国立(くにたち)サティアンこと、中央郵政研修所に入寮されることをお勧めする。そして、研修所の敷地を隅から隅まで見てもらいたい。屋根の下にオユ10-2555号車が保存されているはずだ。現存するオユ10形式の車両は、この国立(くにたち)の中央郵政研修所と、今回潜入した石川県の能登中島駅に保存されている2両のみで、他の車両は全て、国鉄が分割民営化される直前の1986年の鉄道郵便廃止と共に廃車・解体されている。

郵便窓.jpg
オユ10逆.jpg オユ10系.jpg
▲のと鉄道能登中島駅構内に保存されているオユ10-2565。雨ざらしのため、車体はだいぶ痛んでいる。国立(くにたち)の研修所にあるのは2555号車で、10番違いだ。全長20メートルの車内には「ミニ郵便課」とも言うべき設備が所狭しと揃っていた。この2565号車は寒冷地仕様となっており、主に北海道向けに使用されていた。隅田川駅発根室行きなどという、とんでもない長距離を走っていたのである(鉄郵職員は、各鉄道郵便局管轄毎に乗務交替)。今日のように高速道が整備される以前は、北は稚内、南は鹿児島まで全国津々浦々、郵便列車が毎日走っていたのである。


実は数日前から秘かに北陸入りし、周辺地域の丸型ポストなどを物色しながら、この車両公開日を虎視眈々と待っていた。
当日は朝から生憎の雨となったが、バスや鉄道で来られたツアー客などが朝から押し寄せ、珍しい郵便車の車内を見学していた。

ヤ内.jpg
▲車内はこうなっている。どこかで見たこと有るような区分棚に郵袋の数々…
その他に、この郵便車ならではの設備も見られた。
車内には車両の保存活動を行っているボランティアの方々が居り、実際に大阪の鉄道郵便局(通称:てつゆう)に勤務されていた方も居た。こちらの素性を明かすと、とても親切に、詳しく鉄郵の業務について、しかもフルコースガイドをして頂いた。

ヤ内区分.jpg
▲模擬郵便を使用して区分作業をやらせてもらっているところ。さながら訓練道場みたいである。高さと言い、一口の大きさと言い、局内で使用している区分函と何ら違和感はなかった。区分函には北陸地区の郵便番号のラベルが貼られているが、これはあくまでもこのイベント用で、実際の現車では何も貼られて居らず、職員は皆、暗記して区分を行っていたという。これは、郵便車が特定の路線だけ走っているのではなく、様々な線区を走る関係上、区分函に表示をすることが出来なかったからだそうだ。まさに職人技であるが、今ならきっとJPSが黙っていないだろうなあ。

大型郵便区分棚.jpg
▲補助区分棚(上部)に郵袋を引っ掛けて、取っ手を手前に引くと、補助区分棚の底が開き、郵袋に郵便物が落ちる仕組みになっている。取扱いの裏技も教えてもらったが、文章では表現し辛いので割愛させていただく。
網棚.jpg
▲小包区分棚。これもJPSが見たら卒倒するであろう光景だ。
書留区分棚.jpg
▲手前の台から、「押印台」「小郵袋区分棚」「速達区分棚」「特殊区分棚」。
紅白の小郵袋は書留で、赤は書留のみ、白は速達が含まれているものを示す。なお、日付印は鉄道郵便独自のものが押され、各列車便毎に異なる。

取り揃え台.jpg
▲開袋台。
上部のダクトのようなものは、郵袋から郵便物を取り出したときに舞い上がる埃を吸い込む吸塵設備。郵便車には開く窓が無いので、吸塵機は欠かせなかったようだ。
雑区分函.jpg
▲は束区分棚。主に定形外区分に使用。郵便局にも同じ様なものが有りますな。

ヤ内天井.jpg
▲小包締切郵袋室の天井に有るフック。
鉄道郵便最盛期の頃は、車内に立錐の余地も無いほど郵袋が積みあげられていたという。積まれた郵袋が荷崩れしたり、方面別に仕切る為の網をここに引っ掛けていた。蛍光灯回りの金網は、郵袋による破損防止用だろうか。車内に600袋もの郵袋を積んでいた時期も有ったというから驚きである。しかし、民間宅配便の台頭により、年々、その嵩は少なくなっていったそうだ。
休憩コ.jpg
▲休憩室。ほんの2人分ほどのスペースしか無いが、唯一、ここの窓だけは開閉出来る。また、作業室内は禁煙だが、ここには灰皿も設置されており、喫煙が認められていた。

この他にも書留を専用の紐で把束して小郵袋に詰め込んだり、送達証を切る作業もやらせていただいた。
道具.jpg
▲書留把束&開披道具。右の、把束ひもに鉛の玉が付いたものは初めて見た。封緘具(ふうかんぐ)というらしい。真ん中の紐を切る道具は、今でも郵便課で使われているのだろうか?(市販のカッターは見たこと有るが、〒マーク付きのは初めて見た!)
左のペンチのようなものは、鉛玉を潰すためのもの。名前は…忘れた!

はさみ.jpg
▲鉛玉を潰すと、なんと〒マークが刻印されるようになっている。
実際にはこの作業は、車内で一番偉い「便長(びんちょう)」の業務であり、下っ端は絶対にやらせてもらえなかったという。憧れの便長になるには、長き経験が必要であり、定年を控えたベテラン職員がほとんどだった。ガイドしていただいた方は、便長を夢見ていたそうだが、鉄郵配属後、程なくして鉄道郵便そのものが廃止されてしまい、夢は叶わなかったと嘆いていた。因みに鉄郵廃止後の職員は、各郵便局に配属されていったそうだ。

これらの作業を大体、3〜4人で行っていたという。
朝夕の便は物量が多く、特に各駅電車だと、これらの作業を短いところで5分で完了させなければならず、牛歩戦術を得意とする某食いしん坊主任などは間違いなく不適格者であろう。
万が一、区分が終わらなかったり、誤区分や駅での降ろし忘れ・間違いを発生させてしまった場合は、後日、監察に呼ばれ、きつい処分が待っていたという。

このオユ10-2565号車の所有は「郵政省」で、車両のメンテナンスは国鉄が行っていた。郵便車にも色々な種類が有り(後日アップします)、郵政省所有のオユ10は冷房設備が有り、夏場も快適に車内でも業務が出来たという。
地獄なのは非冷房の車両で、郵便車は郵便物を取り扱うという特性上、窓が開かない。はがきが飛んでいってしまう恐れが有るからだ。
したがって、非冷房車には扇風機が付いていたのだが、それを使用することはまず無かったという。理由は温風をかき回すだけで、余計暑くなるからだ。当時、夏場の職員はみんな、Tシャツ一枚で作業をしていたという。

それでも当時は鉄道郵便局員希望者が多く、志願しても中々なることが出来なかったようだ。
手当てについては、旅費手当て、宿泊手当て、夜勤手当などが付き、郵便局員の中でも貰いは良かったと聞いた。
もし鉄道郵便が存続していたならば、旅好きのワシなら絶対に希望していただろうな。
皆さんの職場にももしかしたら元鉄郵マンが居るかも知れない。50代以上の先輩に尋ねてみるとよろしかろう。

車内では鉄道郵便に関する書籍やDVDなどが販売されていた。

郵便窓.jpg
DVDの内容は、全逓の撮影隊が撮った現役時代の鉄道郵便業務風景が32分に渡って収録されている。オユ10以外にも様々なタイプの郵便車が登場し、大変貴重な資料映像と言えよう。また、同梱のCDは写真集になっている。オールモノクロ写真だが、二度と見ることが出来ない作業風景から、鉄郵が廃止、郵便車が解体されるまでの非常にレアな写真が100枚ほど収められている。撮り方も写真の心得が有る方だと思われ、構図など実に上手い。若い方には、「昔はこんな郵便局の仕事が有ったんだ」と新鮮に見え、また一定の年代以上の方には懐かしく感じられるのでないだろうか。

通信販売も行われているが、是非とも現地、能登中島駅に赴いて、実際に鉄郵体験されることをお勧めする。因みにワシは狭い車内で3時間も狂喜乱舞させていただいた。
今回のような一般公開は年に2回ほど行っており、次回は秋に開催予定だという。詳しくは保存活動を行っている団体のHPを参照されたし。
                     草々
ふるさと鉄道保存会北陸事務局

posted by 伝之助(元ラブログ内郵便局長) at 17:24| Comment(5) | 旅日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月24日

〒929オユ10潜入作戦

拝啓
朝早くから某漁港を徘徊するも、今が旬のはずのホタルイカの姿を拝むことは出来ず…

今回の作戦は、北陸某所にて今週末開催される郵便遺産の展示会に潜入せよとの命を受け、昨日から富山県入りし、ついでに付近の丸ポストやら、あのレア局舎をも拝んでしまおうというもの。
更にはホタルイカに蜃気楼と、興味をそそるものが沢山溢れて居るのだが、非情にも週末の天気予報は雨との事で、何処までこのミッションを遂行出来るのか見当つかず…
詳細ハ追ッテ報告スル。

敬具
posted by 伝之助(元ラブログ内郵便局長) at 05:57| Comment(0) | 旅日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月27日

今日のランチ

090227_1408~0001.jpg前略
今日のランチは天塩地方で最近生まれた「たこキムチ丼」。
丼好きの私はすかさず注文。揚げた蛸というのは初めて食べましたが、なかなかおぃしぃじゃない♪セットで付いてくるミズダコの卵巣というのも珍しい。初めて味わったが、これはオススメです。なかなか簡単に行ける所では有りませんが、天塩に行かれた時は是非お試しを!

そして本日稚内に牛丼のすき家がオープン!稚内市内は牛丼屋さんは初出店と思われ、珍しさからか店内もドライブスルーも長蛇の列。私も最北の牛丼を食べようと思ったが仕方なく断念し、セイコマの豚丼弁当を食べました。この豚丼も結構好きなんです。
草々
posted by 伝之助(元ラブログ内郵便局長) at 22:12| Comment(1) | 旅日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月26日

北緯45度31分14秒

CA370023-0001.JPG前略
外気温ただいま氷点下13度。
凍てつく最北の町より。草々
posted by 伝之助(元ラブログ内郵便局長) at 22:51| Comment(0) | 旅日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月08日

幸せの黄色い郵便ポスト

前略
丸形ポストや特定局を旅先で見かけては写真を撮ったりしているのですが、今回の宮城遠征を機に以前から気になっていたものを撮って参りました。

宮城県大崎市。
東北新幹線の古川駅が有る町ですが、地元商店組合は商店街の活性化に繋げようと数年前に全国でもここだけという、黄色い丸形郵便ポストを設置しました。(写真)

黄色ポスト.jpg
▲寒風にたなびくマフラー。この日の最高気温は0度。

 元々この場所にポストは無かったのですが、地域の局長さんらの協力もあり、丸形ポストの設置が実現!更にポストの色も「黄色」にして良いか?と本社か支社だかに相談したところ、「奇抜な色でなければOK!」というGoサインが出たという。
 
 過疎化やシャッター通りなど、地方独特の問題を抱え、それらを何とか払拭しようと東奔西走する有限会社「作造」の理事長さんから小一時間ほど貴重なお話しをお伺いしましたが、こういうプロジェクトX的な話しを聞くの、大好きなんですよねえ。私の方からも「幸福の黄色いハンカチ繋がりで夕張と交流したら?」とか、商店街をイメージカラーの黄色で統一してみたら?」などと提案してみたのですが、既に関係各所に働きかけてはみたものの、なかなか一筋縄ではいかない諸事情が有るようでございます。

 それでもこの企画に賛同していただける方も多いようで、抹茶色の丸形ポストが有る名古屋・西尾市と交流を持ったり、全国各地からこの黄色いポストを見に、またわざわざこのポストから差し出しに来る方もいらっしゃるようですよ。
 また、地元古川在住の方のアイデアで「ポストが寒くないように」と、黄色い帽子・マフラー・手袋が冬季限定で飾られております。夜間は盗難防止から外してしまうそうですが、地元の子供から「夜の方が寒いのに…」との声が寄せられたそうです。

黄色ポスト2.jpg


ポストの直ぐ隣りに有限会社「作造」さんが運営する「幸福十番館」が有り、「幸福の黄色いソフトクリーム」や「多幸(たこ)焼き」などの食べ物の他、店内では色々な黄色いポストグッズが販売されております。
IMG_4099.jpg

店内や商店街に貼られていたポスターが気に入ったので、わがまま言って一部譲っていただきました。ありがとうございます〜♪
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宮城へお立ち寄りの際は是非、古川へ。

                        草々

posted by 伝之助(元ラブログ内郵便局長) at 11:45| Comment(2) | 旅日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

みちのく行幸 ’09

拝啓
 真冬の宮城は晴天にもかかわらず、最大瞬間風速20mを超える北風が吹きすさび、日中の気温は0度の発表でしたが、体感温度は実に氷点下10度くらいにも感じました。
 しかしながら北海道慣れしている私にはどこ吹く風といった具合でしたが、げに逞しきは地元の高校生たち。防寒着無しの制服だけでよくぞあの向かい風の中、自転車通学出来るモノだなと感心してしまいました。

 さて、今回の目的は今からウン十年前に郵政の門を一緒にくぐった同い年の同期に会いに行ったのでした。彼は元々東北の出身で、数年間一緒に仕事をした後、自らの申し出で宮城へ異動し、今ではすっかりその地で落ち着いており、合うのは実に10年ぶりだったが、あの時と全然変わっていない姿を見て非常に懐かしく感じたのであります。

 東北のとある港町で働く彼から現況を聞くと、やはり東京と同じく連日の超勤祭り・常時欠員で皆、ヒィヒィ言っているとの事でした。
ちなみに昨年の年賀はがき販売ノルマはひとり8000枚とのことで、これは東京よりも多いのかな?驚いたのは、ここでも自爆営業が至極当然のように有り、箱で買っては金券ショップ(都内の金券ショップの方が買い取り値が高いのでわざわざ送るらしい)に売りさばいているという。

 某お寿司屋で特上にぎりを食べながら昔話に花を咲かせつつ、彼から聞いた配達四方山話しを以下にまとめてみました。

 計年は順調に消化できており、この点は救われていると言えようか。
 1日のバイク走行距離は80キロほどで、給油は毎日欠かせないという。
 配達現場までおよそ30分。昼は現地の指定休憩所で休み、そのまま午後の配達にかかる方式。
 表札の掲出率は低い上(涙)同姓の家が沢山あり、その度に住民に確認するわけだが、敷地が大きいので玄関に辿り着くまでが遠く、骨が折れるという。
 全体的に郵便物数は減少傾向にあるが、ベ○ッセの多さはこの地でも同じらしく、いろいろと苦労があるらしい。
 降雪はそれほど多くはないが、冬期間はバイクもスタッドレスを履いている。東京のように降雪で配達打ち切りという事はまず無い。
 クレームは多く、厳しい。最近は本社へのメール申告が多いとの 
こと。
 給与は都内に比べれば手当てなどの違いでグッと下がるが、それでもこの地域の水準から見れば、良い方だという。

他にも色々と面白い話しを聞いたのだが、アルコールが入っていたことも有り、忘れてしまいました。

あの時の同期はみんなバラバラになり、退職した者、昇進した者など様々ですが、是非また機会が有れば、会って近況を伺いたいものですね。ではでは。
                      敬具

posted by 伝之助(元ラブログ内郵便局長) at 10:43| Comment(1) | 旅日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月06日

幸福の黄色いポスト

CA370015-0001.JPG前略
さて私はどこにいる来ているでしょう?
草々
posted by 伝之助(元ラブログ内郵便局長) at 18:03| Comment(5) | 旅日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月13日

幸せの郵便局

090113_1009~0001.jpg前略
本日、十勝晴れの十勝地方。日中は氷点下にもかかわらず暖かく感じます。
徘徊中に素敵な名前の簡易局を拝んで来ました。これが私の初詣です。
草々
posted by 伝之助(元ラブログ内郵便局長) at 12:19| Comment(5) | 旅日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月28日

境港妖怪検定2008

前略
昨年に続いて妖怪検定を受けてきました。昨年度の中級受験が想像以上に難問だった故、今年はハードルを下げて初級にチャレンジ。関西弁が飛び交う会場の中、小学生達に紛れて受験して参りました。

これから受験しようと思っている方(居ないか…)に傾向と対策。
幼稚園時代から水木しげるの妖怪図鑑を読み漁っている私でも中級は難関でした。とにかく出題範囲が分厚い妖怪辞典から出されるので、相当読み込まないと、試験開始5分後には途方に暮れて居るであろう。
初級は薄めの水木しげるロードガイド本からの出題である。
初級・中級に共通して言えるのは、
★その妖怪についてのエピソードを読んで、妖怪の名前や出現地域、どんな災いや現象をもたらすか?などを記述式または選択式で回答するもの
★数値的な回答を選択するもの(例:こなきじじいは人に抱きつくとどの位まで重くなるか?)
★妖怪の別名を答えるもの(例:おおかむろ→たんたん坊)
★水木ロードの概略(年表)や、境港市についての広い知識、隠岐フェリーやJR線、作者・水木しげるについて等々、出題範囲は多岐に渡り、100点満点中、70点以上で合格。といった具合である。
草々

おおかむろ.jpg
▲昨年訪れた際、入院中だった「おおかむろ」。ちゃんと復活していました。

水木ロード風景印.jpg
▲水木ロード郵便局の風景印には鬼太郎が採用されている。

河童の泉.jpg
▲今年3月に新設された「河童の泉」。ブロンズ像も増えておりました。

あずき洗い.jpgさざえ鬼.jpg

ねずみ男.jpg悪魔くん.jpg

河童とたぬき.jpg岸涯小僧.jpg

小便小僧三平.jpg
▲悪魔くんと鬼太郎には地元の工芸品「弓浜絣」の着物が着させられていましたよ。
posted by 伝之助(元ラブログ内郵便局長) at 21:20| Comment(2) | 旅日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月25日

鳥取・島根行幸

081025_1645~0001.jpg急啓
一年ぶりの境港です。
普段からそうなのか、明日の検定試験のせいか、凄い観光客の数です。
まぐろバーガー600円は高い気もしますが、まあ味は悪くないので良しとします。さて、明日の試験に備え、勉強&車中泊の場所探しをしなくては…
草々
posted by 伝之助(元ラブログ内郵便局長) at 17:57| Comment(2) | 旅日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月28日

桜島にて

前略
元副寮生委員ナベさんよりリクエストが有りましたので…。

モニュメント.jpgモニュメント2.jpg
▲はるばる鹿児島まで車で赴いた4年前を思い出しました。あの頃は元気だったわ…
                       草々
posted by 伝之助(元ラブログ内郵便局長) at 20:57| Comment(2) | 旅日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月27日

薩摩行幸

080927_1310~0001.jpg急啓
桜島オールナイトライブ以来4年ぶりの鹿児島。
今日も桜島は綺麗に見えてるばい。ただし、錦江湾は台風15号の影響で、波は高し。
砂むし温泉、開聞岳と豪遊し、明日は知覧(ちらん)へ勇気をもらいに行って参ります。
草々
posted by 伝之助(元ラブログ内郵便局長) at 20:35| Comment(4) | 旅日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月24日

黒島行幸

前略
9月19〜21日は、石垣から船で25分ほどの黒島へ。2年ぶりの訪島だ。ハートの形をした、牛ば〜っかりの何にもない島である。しかし何にも無い所がこの島の魅力であります。
朝陽.jpg〒伊古桟橋.jpg
日の出日の入りは、東京よりも1時間ほど遅い。
黒島の牛.jpg黒島沖.jpg
(左)神戸牛や松阪牛など、高級ブランド牛の馬がここで生産され、競りにかけ、そして出荷される。
(右)黒島沖の青い海。遠くに見える島影は西表島。
〒星空.jpg
夜は満天の星。お世話になったみやき荘さんの屋根の上に寝そべって流れ星を数える。泡盛飲んで、夜風に吹かれて、そして2年ぶりに再会した我が人生の師匠であり、尊敬するアキラ兄ィと真面目に人生を語る。気がつくと、そのまま屋根で眠ってしまっておりました。
〒飛び込み2.jpg
▲最終日。いよいよ島を離れる時、宿の方と、常連ゲストさんらがお見送りに。こんな男1人のために、某局アナさんは見送りダイビング〜。ありがとう♪(涙&笑)



また近いうちに必ずお邪魔します。080923_1058~0001.jpg
最後に、石垣島のハンコ屋さんで購入した難読苗字の印影。
「饒平名」。さて、なんと読むのでしょう?ネットで調べたりしないで、当ててみてくださいませ。
                              草々
posted by 伝之助(元ラブログ内郵便局長) at 21:29| Comment(0) | 旅日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

竹富島行幸

前略
9月19日、この日も台風一過で快晴。
川平から離島ターミナルへ向かい、竹富島への往復チケットを購入。カメラ以外の荷物をカウンターにて500円で預かってもらう。竹富へは船でわずか15分という距離にあり、気軽に行ける島だ。島内はレンタサイクルでのんびりマイペースで散策出来、沖縄伝統の赤瓦屋根の上に鎮座する、多種多様な顔をしたシーサーが旅人を歓迎してくれる。
〒シーサー2.jpg〒シーサー4.jpg
〒シーサー3.jpg赤瓦.jpg

シーサー1.jpg〒花.jpg


竹富ポスト.jpg井戸.jpg




島時間がゆったりと流れる町並みをチャリで走っていると、配達人を発見。

竹富の郵便屋さん.jpg
ひと声かけて写真を撮らせていただいた。島の郵便屋さんは、新聞も一緒に配達する。意外と積み荷は多いが、件数はたかが知れているので、普段は難なく終わるとの事でした。「普段…」でない時というのが、沖縄地方とは切っても切れない縁がある「台風」が来たときのことで、東京地方と違い、台風接近時は配達が無い。これは台風の勢力が大きく、事故防止のためと、飛行機や船が欠航し、配達すべき郵便物が到着しないからだ。数日間、配達が出来ない時もあり、配達再開時は、滞留していた郵便物を一気に配らなくてはならず、骨が折れるそうだ。
竹富局.jpgかりゆし.jpg
例の民営分社化時に社員に配布された小冊子の表紙を飾った竹富郵便局。ポスターにもなったので、ご存じの方も多かろう。
早速、利別郵便局に引き続き、本社から送られてきたレア絵はがきを頂こうとしたところ、何と既に全て配布してしまったとのこと!さすが観光地。仕方なしに、八重山のJPS活動状況を尋ねたところ、民営化後はだいぶ静かになったとのこと。以前は配達も行っていたのだが、現在は合理化で、無集配局化。現在は石垣島の八重山局で配達を担当しているという。
ちなみにこのオレンジのかりゆしウェアは沖縄の窓口会社の夏服。涼しそうでエエじゃない?と言ったら笑っておりました。

お二人とも明るくて、写真撮影をお願いしたら快く応じてくださった。お仕事中なのに感謝感謝!

                        草々


posted by 伝之助(元ラブログ内郵便局長) at 20:54| Comment(0) | 旅日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月23日

残暑見舞い申し上げます。’08

前略
9月18日、心配した台風13号も抜け、石垣島川平はピーカン晴れ
昨年もお世話になった「ちぃむどんどんDIVING」にて、2本やらせていただきました。水温27度、透明度15m。マンタスクランブルではマンタ10枚、ダイバー100名以上という、台風一過の賑わいでした。

ちむどん2
▲川平湾を望む高台に建つショップ、「ちぃむどんどんDIVING」。最高のロケーションですよ。川平へ行かれた際は是非ご利用を!おすすめです。

ちむどん
▲4年前の宮古島以来、数多、水中ガイドのお世話になっている心強いインストラクターのNorieさん。いつも真剣に取り組む姿勢に、今回もたくさんの勇気を頂きました。ワシも頑張らないと…。真ん中のワンちゃんは、このショップの番犬「そら」。人懐っこい、かわいい奴です。んで右の冴えないのがワシ。

リゾートライフ.jpg
▲この日、宿泊したリゾートライフカビラさん。今年出来たての綺麗なコテージは窓全開でパンツ一枚の昼寝に最適!女性のひとり旅でも安心して泊まれるオススメ宿です。
                        草々


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ちぃむどんどんDIVING


posted by 伝之助(元ラブログ内郵便局長) at 22:15| Comment(0) | 旅日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月19日

沖縄のハンコ屋さん

080919_1251~0001.jpg前略
前から疑問に思っていたのが、沖縄のハンコ屋さん。郵便配達と言えばハンコ。沖縄なら沖縄ならではの名前のハンコがあるに違いない。
訪ねてみると案の定、内地ではあまり売っていない名前のハンコがズラリ。
とりあえず、難読氏名のハンコをひとつ購入。100円。
名前は読み方がわからないので、後日upします。草々
posted by 伝之助(元ラブログ内郵便局長) at 16:04| Comment(6) | 旅日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月18日

今日のディナー

080918_1836~0001.jpg急啓
台風13号から逃れるべく昨日から更に日本列島を南下し、現在、〒907-0453地区に潜伏中。

ダイビングショップのスタッフさんに案内して頂き、地元のお寿司やさんへ。画像はお通しの「何とかハタ」。脂が乗っていて、うなぎのような味でした。デカくて旨い! 草々
posted by 伝之助(元ラブログ内郵便局長) at 23:08| Comment(0) | 旅日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月17日

出張先にて書き込み

急啓
ただいま〒900-0013地区のカプセルホテルに潜伏中。
台風台風13号の影響で外は時折激しい雨が降ったり止んだり…。
明朝は更に南下予定。

Hollyさんより今週は休みが多いはずです。自慢です!参ったか!
                    草々
posted by 伝之助(元ラブログ内郵便局長) at 23:41| Comment(2) | 旅日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月07日

日帰り富士登山

前略
登山10th記念に、ようやく富士山に初登頂。週間予報の雨予報がピーカンに変わり、ご来光を拝むことが出来ました。
しかし、密かに楽しみにしていた夏期期間限定営業の富士山頂郵便局は、今季の営業を終了しており、残念ながら看板も外されてしまい、その幻の局舎を見ることは叶いませんでした。
民間宅配会社も都市銀行も、さすがにここまでは出店出来ないでしょうなあ。

ご来光.jpg
▲午前5時20分、ご来光。気温4度・快晴無風。右の積乱雲の下では雨が降っているものと思われます。我々もこの後、下山中にどしゃ降りの雨に見舞われることになる。

〜※一応、この時期にはじめて富士登山を計画されている方へのメモ書き〜
●日の出時刻は9月7日時点で午前5:20。以降、1日毎に+1分と考えれば良いと思います。前夜に登山を開始するのであれば、22時ごろに登りはじめれば余裕かと思います。
●富士山スカイライン新五合目に無料Pが有りますが、シーズンは満車になることがあるので、早めに到着を。
●今回は富士宮登山道を利用。東名道が近いせいか関西方面からの登山客が多い。登山道は整備され、また単純なので間違えることは無いと思います(でも登山用の地図は用意)。
週末は登山客渋滞は覚悟の上で…。ツアー客もいっぱい居るので、自然を堪能するというよりは、観光登山という感じです。
●新五合目から山頂までの所要時間は、そこそこの体力があり、マメに休憩を取りながらいって6時間半から7時間くらい。下りは4〜5時間くらい。
●Tシャツにジーパン、スニーカーに素手で登山されて居る方を多く見かけましたが、下界は残暑でも山頂は真冬なので、それなりの装備は絶対必要。
●紫外線が極めて強いので、気にする方は天候に関わらず日焼け止めの塗布を。
●雨具もしっかりしたものを用意。
今回、我々アタック隊も下山中に雨に祟られたが、雨具を持ってきていない方がずぶ濡れで下山している姿を何人も確認した。体温が奪われて動けなくなったら終わりなので、登山前に晴れていても、雨具は必携のアイテム。
●前夜のうちに登山を開始するのなら、ヘッドライトと予備電池を忘れずに。ライトを持たずに闇の中を登山するカップルを見たときはさすがに驚きましたわ。
●ペース配分を考えて。高尾山や筑波山感覚で登ると途中でバテます。高山病の予防の意味も含め、ゆっくり、休憩をまめにとりながら、チョコなどでエネルギー補給を行ってください。飲み物は下界で予め準備を(1リットルくらい)。山小屋に自販機など有りますが、350mlが250円するなど、かなりの割高。
●山小屋宿泊を計画されている方はすでに営業を終えているところも有るので、事前の確認が必要。
●登山レベル自体は、穂高や日本第二位の北岳(3193m)に比べればかなり易しく感じましたが、装備に関しては決して怠らない事。

わたしの結論としては、富士山は登るより、見て楽しむものかな。人とゴミが多すぎ。

草々

posted by 伝之助(元ラブログ内郵便局長) at 21:21| Comment(1) | 旅日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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