前略、
原油高騰の煽りで配達現場はいま正に火の車であろう。
郵政はここ数年、郵便料金の値上げはしていない(一部のレタックス等を除く)が、ガソリン代はドンドン上昇。さすがのワシも最近は車に乗る機会を極力減らすようにしている。
先日、大本営から全国の郵便車を電気自動車に置き換えるというプレス発表が有った。台数にして実に21000台!国内全ての赤車を淘汰するのである。バイクの電気動力化も視野に入れ、メーカーに申し入れをしているとのことで電池関連の株価が上昇したとも聞いた。
コスト削減と環境保護を考えれば、郵政がフラッグシップとなってエコカーを導入・実用化するというのは、これはこれで誇らしい事ではないか?
しかし、危惧される事は、全ての自動車・バイクの電気車化が完了した暁に、充電はどうするのか?各支店に充電設備を新設するのであろうか?それとも既存の充電施設を使って充電させてもらうのか?
いずれにせよ、郵便会社の保有車両台数からして、充電しなければならない車両が毎日、複数両発生することは明白である。現に、会社指定の給油所では毎日、郵便バイクや赤車が給油に訪れて、他の社員と出くわすことなど日常茶飯事である。
ガソリン車より走行距離が少ない電気車では、充電のサイクルが必然的に多くなり、かつ時間もかかるはずだ。それなりの充電設備を必要な数だけ設置しなくては、充電できなくて使用できない車が続発することであろう。
前回のブログでも書いたが、至近距離等の配達には、一方通行などの規制が無い自転車を導入するのもひとつの案ではないかな?と思うのだが…。
例えば…

▲これが例のお方が愛用しているリカンベントを改造した郵便配達仕様のリカンベント。
ボディはチタン合金製で、郵便会社のコーポレートカラーであるポスタルレッドを塗装し、フレームに「JAPAN POST」の文字を配する。24段変則ギアを装備し、最高速度は60キロを超える。

▲車両後部のバスケットには郵便物を収納する。プライバシー加工が施された開口部は施錠式で、上方へスライドするようになっている。
★その他、背もたれの横には施錠式の回収棒を装備。その下の小バッグには雨具等が収納できるようになっている。
★リカンベント隊のユニフォームは現行モデルのポロシャツの赤ヴァージョンとキャップ、動きやすいショートパンツを支給。冬期間はウィンタージャケットおよびパンツが別途支給される。
以上、私の妄想でした。
草々
posted by 伝之助(元ラブログ内郵便局長) at 11:24|
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