前略
いよいよ始まりましたか?来年の年賀はがき予約活動が。
見習い非常勤さんから「営業活動はどうすれば?」というご質問が有りましたので、ラブログ内郵便局法人営業部営業戦略販売促進課課長を兼務する私、伝之助がノウハウをこっそりお話しいたします。
まず、営業の基本は
「断られて当たり前、売れたらラッキー」の考えで声かけを。
見習い非常勤さんのように初めて営業活動をする方は、とにかく普段から笑顔・挨拶で自分をアピールしておくと、お客さまにも良い印象が残り、自分も声を掛けやすくなりますし、お客さまも、その担当者から買おうかなと思う傾向が有るようです(昨年度の某支店の営業トップのメイトさん談)。
そして
声かけの数(件数)をこなしてください。一度声を掛けたところでも、日をおいて声を掛けること。9月の今頃では、まだ年賀状という感覚が世間には無いので、購入計画など無いのが大半。
11月(今年は10月30日発売らしい…早えぇ)の年賀はがき発売前になると、お客さまも段々意識しはじめるので、必ず、再度声かけを行う。
「声かけのタイミング」…社員なら、書留や速達の配達時にお客さまと対面するので、声をかける良いチャンスになりますが、メイトさんだと通配区の担当が主になるかと思いますので、なかなか声かけの機会が掴めないと思います。少々強引ですが、「定形外がポストに入らなかったので、直接お届けに参りました」と、嘘も方便で、
お客さまと対面する機会を自分で作りましょう。普段はポストに入らない厄介な定形外が、良い切っ掛けを作ってくれますよ。
誤配などの申告を受けたときでも、誠心誠意、対応を行い、さらに(空気を読みながら)予約勧奨に話しをもっていければ、かなりのレベルです。某メイトさんは、苦情対応時に、この方法で400枚をゲットしておりました。
「予約ハガキ」は、事前に自分の氏名判(検印←もらっていなければ、計画係で頼んで下さい)を担当者欄の所へ忘れずに押しておくこと。
一度配布したところでも、再度、配布を試みること。手渡しで予約勧奨する際は、
●くじ付きのはがきで、今回の賞品は***などがございます!
●ご希望の日に
私がご自宅までお届けいたします!
●お早めにご予約いただければ、粗品をお付けいたします!
●
1枚でも承ります! 1枚でもお届けします!などと、平身低頭、お願いしまくって下さい。
その場で受注いただければラッキーですが、枚数や種類が決まっていない方が多いかと思いますので、後日、改めてお伺いする事を述べて、忘れずに
再訪する。
注意すべき点は、
「自分がお届けする」ことをアピールして下さい。予約ハガキには「**郵便局で受け取る」という選択肢が有るかと思います。
お客さまが、最寄りの特定局の名前を記入して投函してしまうと、せっかくの成績が、そちらへ流れてしまいますので、必ず自分に届けさせて欲しいとお客さまに伝える。(特定局の皆さま、ごめんなさい)
大口利用者の傾向として…
●不動産業
●歯科・整形外科・動物病院など
●美容室
●印刷業
●会員を持つ店舗…e.t.c.
商業地域・工業地域・住宅地など、配達先の地域性にもよりますが、上記の産業で1回あたりの購入枚数が多いようです。
配達担当区域内の商店・企業などがDMハガキ等を差し出している事を、普段の配達時から目を光らせて把握しておくようにいたしましょう。
ほんの一部ですが、営業のやり方としてご紹介いたしました。
紙紐営業参謀さんから「そんなんじゃぬるい!」と言われそうですが、是非とも、古豪のダメ社員に負けぬよう、頑張って下さいませ。
最後に、こんな興味深い記事が有りましたので、引用させていただきます。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080910-00000000-jct-bus_all
↑昨年のミッキーマウス年賀はがき、まだ我が家に100枚くらい有りまっせ。うんざりですわ…。
ではでは、自爆営業の被害などに遭わぬよう、皆さまのご健闘をお祈りいたします。
草々
posted by 伝之助(元ラブログ内郵便局長) at 22:09|
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日記
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